「実家の診療所を継ぎたいんだ」苦学生の小田君は友達に自分の夢を語るとき、いつも楽しそうに話している。そんな彼に少しずつ惹かれていた私。だけど、同じ医学部なのにこれまでまともに話した事がなかった。きっかけが欲しくて、寝坊で授業に遅れた彼に勇気を出してノートを貸してあげた。これを機に彼との距離がグッと縮まった。予想以上のスピードで…。