戦地へ旅立った夫の心配をしながらも健気に毎日を生きる未来。同居する義父に身体の関係を迫られ、いつからか性処理をする事が日課となっていたが、夫が帰るまでの辛抱と気持ちを押し殺していた。そして終戦後、家に帰ってきたのは夫の遺骨の一部のみ。悲しみに暮れる未来をよそに、義父は届けてくれた戦地での同僚たちに「うちには世継ぎが居ません。どうか未来に子種を」と言い始めて…。