自宅で予備校を開いている千尋は、息子の正彦を含めた数人の生徒に勉強を教え生計を立てていた。そして受験が終わり、笑顔で合格報告をしてくる生徒達。しかし、正彦だけが不合格となり…。落ち込む正彦を尻目に祝勝会をする一同。会も一息ついた頃、教え子の本間が千尋へ合格のご褒美をねだりだす。夫と死別してからご無沙汰だった千尋は求められるまま、つい身体を許してしまう。正彦がその様子を目撃していたとも知らず…。