太陽の光が乱暴に降り注ぐ季節、憂鬱な「夏」の訪れ―。ななこは一人ため息をついていた。毎年恒例の夫の実家への「帰省」。しかも今年は夫が出張中の為、ななこ一人で帰省をしなくてはならなかったからだ。そんなななこを待っていたのは、夫がいないのをいい事に姑と小姑から浴びせられる暴言の数々だった。さらにななこの悲劇はそれだけでは終わらなかった。身の毛もよだつ「レズ調教」の準備が粛々と進められていて…。