両親に無理強いされた結婚生活の重圧と夫の暴力から解放されたいという想いから、沙耶は学生時代に虐めから守ってくれた…そして元恋人だった奈美を訪ねる。自分のもとへ戻ってくると信じていた奈美は、そんな沙耶を優しく介抱し一緒に暮らし始めるのだった。しかし夫に居場所を突き止められ、これ以上奈美に迷惑を掛けたくないと考えた沙耶は、奈美から離れる決心をするのだが、ある言葉を残し奈美は突然姿を消してしまう…。