再婚して数か月、私は夫の連れ子であるサトシ君といまだに距離を縮められずにいました。そんなある日、教育熱心な夫は、毎日野球の練習に励むサトシ君を見て勉強に集中させる為、部活を辞めさせようと考えていました。私は、スポーツに励む事は悪い事ではないと思いましたが、夫の教育方針に逆らえずサトシ君に内緒で退部届を提出しました。そして、勝手に辞めさせられたサトシ君の怒りの矛先は、あろうことか私に向けられて…。