夫を数年前に亡くし、葉子のわずかな稼ぎだけで生計を立てている栗野一家。当然もといた家に住めるはずもなく、母子はとある田舎の一軒家に引っ越してきた。しかし、そんな2人をあざ笑うかのように栗野家の家電が次々に壊れてしまうのだった。「今度はエアコンが壊れたよ!」季節は夏本番…灼熱の夏の日差しがさんさんと降り注ぐ家の中…。笑顔を絶やさない二人だったが、葉子の汗で濡れ光る身体を見ていた、息子の大輔が…。