幼少の頃から、容姿端麗で性格も良く皆に好かれる姉の綾香(織笠)に劣等感を抱き続ける沙織(枢木)。姉と離れて暮らす現在では生活も荒み、なりゆきで同棲している勝と共に自堕落な生活を送っていた。ある日、綾香から婚約の知らせを受けた沙織は、自分との境遇の差に激怒し、その歪んだ感情の刃を綾香に向けるのだった…。