夫の暴力に身の危険を感じ、着の身着のまま住家を飛び出した彩乃と息子の信二。とある農村まで逃げてきた二人だったが、行く当てもなく途方にくれていると偶然通りかかった農家の男・誠二に声をかけられる。誠二から「収穫の手伝いをしてほしい」と言われ彩乃と信二は誠二の家に居候することになるのだが…。しかし二人は知らなかった。その地方に古くから伝わる「収穫祭」の儀式が刻一刻と迫っているという事を…。